カテゴリ: 自然災害

令和3年(2021)3月20日午後6時9分頃、宮城県沖の牡鹿半島から北東20km付近を
震源とし、震源の深さは59kmでマグニチュード6.9の地震が発生しました。
この地震で仙台市や石巻市など県内10市町で最大震度5強を観測しました。
また、気象庁は宮城県の沿岸に津波注意報を発表しましたが、
午後7時半に全て解除しました。
気象庁は平成23年(2011)3月11日のM9の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)と同じ
陸側プレートの下に沈み込んだ海側のプレートとの境界で起きた
「逆断層」型と発表しました。
今回の地震が大きな津波を伴わなかったのは、エネルギーが東日本大震災の
約1,400分の1で、震源の深さが59kmと比較的深かったためとされています。
一方で震源が陸域に近かったため、揺れが強くなったとされています。

令和3年(2021)3月15日午前0時26分頃、和歌山県北部で最大震度5弱の
地震がありました。
震源の深さは約10km、マグニチュードは4.6と推定され、湯浅町の中学校では
校舎にひびが入るなどの被害が発生しました。
南海トラフ地震とは関係がなく、断層が押す力によって上下にずれた
逆断層型地震とみられています。
その前日の14日午前10時6分頃にも熊本市南区などで震度4の地震があり、
震源の深さは約10km、マグニチュードは4.4と推定されています。

また、3月16日(火)4時56分頃には茨城県南部で、震源の深さは約50km、
マグニチュード4.8と推定される地震が発生し、茨城県で最大震度4を観測しました。
3日連続で震度4以上の地震が発生し、南海トラフ地震とは関係がない
とはされていますが、内陸型の地震が続いた末に南海トラフ地震が発生するとの説も
あり、要注意の兆候なのかもしれません。

令和3年(2021)3月5日午前8時28分(日本時間:同日4時28分)頃、
ニュージーランド北方のケルマデック諸島沖で
マグニチュード8.1の地震が発生しました。
米地質調査所によると、震源はニュージーランド北島ファンガレイの北東1029kmで
震源の深さは19.4kmでした。
5日午前2時27分頃にM7.3、同6時41分頃にM7.4と巨大地震が連続して発生しました。

平成23年(2011)2月22日12時51分頃、ニュージーランド南島・カンタベリー地方の
中心都市・クライストチャーチ市付近を震源とするマグニチュード6.3の
カンタベリー地震が発生した際、翌月の11日に東日本大震災が発生し、
今年2月13日に福島県沖でM7.3の地震が発生した際には
数日前に南太平洋のニューカレドニアで地震が発生しています。

近年、口永良部島の火山活動やフィリピンの地震など太平洋プレートの動きが
活発化しているそうで、その影響かもしれません。
太平洋プレートは、ほぼ東南東の方向から年間約8.5cmの速さで大陸側のプレートに
近づき、日本海溝などで陸側のプレートの下に沈み込んでいます。
数百年間は同じ速さで動いているとされ、
各地に歪が溜まっているのかもしれません。

令和3年(2021)2月13日午後11時8分頃、福島県沖を震源とし、
震源の深さ55km、推定マグニチュード7.3の地震が発生しました。
この地震で宮城県と福島県で震度「6強」の揺れを観測しましたが、
津波の心配はありませんでした。
14日午後5時現在で152人の負傷者が確認されていますが、
死者の報告はありません。
平成23年(2011)3月11日に起こったマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震の
余震とみられています。
福島県沖は北アメリカプレートと太平洋プレートの境界に接しており、
日本海溝沿いにあるため、日本でも有数の地震多発地域となっています。
その後も余震が続いていました。
平成23年(2011)7月にマグニチュード6.5(福島県で震度5強)
同年8月マグニチュード6.5(宮城県と福島県で震度5弱)
平成25年(2013)10月マグニチュード7.1(宮城県・福島県・茨城県・栃木県で震度4)
平成26年(2014)7月マグニチュード7.0(宮城県・福島県・茨城県・栃木県で震度4)
平成28年(2016)11月マグニチュード7.4(福島県・茨城県・栃木県で震度5弱)

今回の地震の主な被害状況
※原子力発電所=福島第一原発5・6号機と第二原発1号機の使用済み
核燃料貯蔵プール水の一部が溢れたが外部への流出は確認されていない。

※交通インフラ
東北新幹線=新白河~古川間で架線をつなぐ線路沿いの電柱が少なくとも20本、
折れたり傾いたりし、全線運転再開まで10日前後を要する見込み。
常磐自動車道での土砂崩れのため、相馬~新地IC間の上下線で通行止。

※文化財の被害
郡山市開成にある明治時代に建てられた木造の洋風建築
「旧福島県尋常中学校本館(重文)」で複数の部屋で内壁のしっくいにひびが入り、
天井の一部が崩れ落ちた他、窓ガラスが割れる被害が発生。
仙台市博物館にある金属製の「伊達政宗像」のかぶとの部分が折れた。
宮城県白石市にある白石城では天守閣の壁など200カ所以上で亀裂が確認された。

※その他
福島県二本松市の自動車レース場「エビスサーキット」で大規模な土砂崩れが発生、
崩れた土砂が場内のコースなどに流れ込む被害があった。

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