岡見公園-1
大乗寺から北方向へ10分余りバイクで走った所に岡見公園があり、10:45に到着しました。
予定していた遍照寺を飛ばしたので、予定より30分近く早く着きました。
岡見公園-2
岡見公園は、香住海岸から北に突き出た城山半島と呼ばれる岬の先端に位置する公園で、
かっては離島であったと伝わります。
矢田川と香住谷川により運ばれた土砂が、北西の風に運ばれて堆積し、
陸続きになったとされています。
山陰海岸国立公園内にあって、国の名勝に指定されています。
ユリ科のゆうすげの群生地で、7月中旬~8月初めにかけて、
夕陽の染まる頃に直径約15cmの淡黄色(レモンイエロー)の花を咲かせるそうです。
海に沈む夕日の名所として知られ、ゆうすげの群生は香住町の天然記念物に指定されています。
岡見公園-柱状節理
西側にある城山の頂上には「塔の尾城」(1336~1580)がありましたが、今は荒地だそうです。
岩肌には柱状節理が見られます。
今から300万年前から1万年前後、但馬地方一帯では火山活動が活発で、
頻繁に噴火が起こっていました。
但馬海岸は、約160万年万年前に流れた玄武岩や花崗岩の溶岩で構成され、
現在の姿となったと考えられています。
岡見公園-展望台
東側には展望台があり、なぜか大きな石灯籠が据えられ、背後に白石島が望めます。
岡見公園-堤防
南側には堤防が築かれ、港があるようです。
かえる島-1
岡見公園から東方向にバイクで約10分走った所に「かえる島」がありますが、
島全体を見れば亀のように見えます。
かえる島-2
手前の岩を見ればガマガエルのように見え、納得かな~との気分にもなれます。
大引の鼻展望台-陸側
北への遊歩道があり、10分足らず歩くと「大引の鼻展望台」があります。
大引の鼻は香住湾の東端に、北に向かって切立つ長さ約200mの岬で、
安山岩の断層崩壊により形成されたと考えられています。
展望台手前の右側に見える切り立った断崖には洞門も見えます。
大引の鼻展望台
展望台からは、手前に黒島、その奥の小さな島の奥に岡見公園からも見えた白石島が望めます。
牛に似た岩
白石島の先端にある岩は「牛に似た岩」と呼ばれ、岡見公園からは反対側になるので
ここでしか見えません。

「但馬漁火ライン」と呼ばれる県道を経て温泉寺へ向かいますが、
途中の食堂で食べた刺身定食は800円と、以外とリーズナブルで美味でした。
続く