山門
西圓寺から桂川の堤防を北上し、国道171号線を左折してその先の
171号線が延長する道路を右折した先に安禅寺があります。
但し、車道からの細い通路にバイクを止め、境内に入った南側に山門があります。
安禅寺は山号を栖雲山(せいうんざん)と号する西山(せいざん)浄土宗の寺院で
京都洛西観音霊場の番外札所です。
地蔵堂
山門前の地蔵堂
本堂
本堂及び庫裏
安禅寺は室町時代に第102代・後花園天皇の第一皇女・観心女王(1434~1491)により、
京都御所内に創建されたと伝わります。
その後、江戸時代の元禄年間(1677~1703)に義空栖雲により現在地で中興され、
山号を「栖雲山」と号するようになりました。
本尊は阿弥陀如来です。
観音堂への参道
観音堂への参道
観音堂
観音堂-堂内
観音堂
観音堂には西国三十三所観音霊場のそれぞれの本尊が安置されています。
かって、当地は桂川の氾濫により度々被災しました。
被災した農民達は観音菩薩に救いを求め、各地で観音講が結成されました。
西国巡礼に先立ち、安禅寺で道中の“安全”が祈願されました。

光福寺へ向かいます。
続く

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